ハロウィンの英語トリビア。正しいスペル(つづり)やあいさつ、カボチャの秘密を紹介

間違える人続出のハロウィンのスペル。正しいのはHalloween!

昔はアメリカの映画やドラマで見るだけだったハロウィンも、最近はすっかり日本でおなじみになりましたね。

でも、ハロウィンという単語、学校英語ではあまり出てきません。いざ書こうとすると、どういうスペルだったか迷ってしまいますよね。

正しくは大文字で始まるHalloween

Helloweenと2文字目をEにしてしまう間違いがよくあるようです。おそらく、Hello(ハロー)のつづりに引っ張られてしまうんでしょうね。

パーティーの招待状をかっこよく英語で書こうと思っても、スペルを間違えるとちょっと恥ずかしいので、気をつけましょう。

「トリック・オア・トリート」はもう古い?

ハロウィンの夜は仮装してよその家のドアをノックし、出てきた人に「トリック・オア・トリート!」と言ってお菓子をもらうというのが、よく知られている習慣だと思います。

こちらのスペルはTrick or treat

トリック(いたずら)かトリート(おやつ)か、つまり「お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ」という意味ですよね。

でもこれ、最初に聞いた時「遊びとは言え、なかなか失礼な物言いだよね…」と思った人は多いんじゃないでしょうか。礼儀を重んじる我々日本人的には、抵抗がある印象です。

ところが海外でも同じように、「もっと柔らかく礼儀正しいハロウィンのあいさつはないだろうか?」と思った人がいたとか、いないとか…。真偽の程は分かりませんがw、最近では

’Happy Halloween!’(ハッピー・ハロウィン、ハロウィンおめでとう)

とあいさつする事が多いようです。ドアを開けた時にこんな風に言われたら、一緒に楽しくハロウィンのイベントを楽しもうと思えそうですよね。

カードなどに書く際もスマートです。

Image by Patter Hill from Pixabay

カボチャ「ジャック・オ・ランタン」の名前の由来は?

ハロウィンのキャラクターといえば、中をくり抜いたオレンジのカボチャ、ジャック・オ・ランタンです。中にろうそくを入れて灯りにするので、ランタン(提灯、角灯)となるわけですね。

スペルは Jack-o’-lantern または Jack o’lantern

真ん中のOはofの略です。「ちょうちんのジャック」なのはわかりますが、こうなるとジャックって誰なのか気になりますね。

Image by Jill Wellington from Pixabay

調べてみたところジャックの由来は、ハロウィンの発祥であるアイルランドの伝承にある、Stingy Jackだそうです。Stingyは「けちな」という意味ですから、「けちんぼジャック」といったところでしょうか。世のジャックさんたちには、ハタ迷惑な由来ですねw。

英語も勉強しつつ、ハロウィンを楽しもう!

海外から入ってきたおしゃれなイベント、ハロウィン。パーティーの際は、今回ご紹介したちょっとしたトリビアを披露してみてはいかがでしょうか。