マッツ・ミケルセンがかっこいい!
『ファンタスティック・ビースト3・ダンブルドアの秘密』で、ジョニー・デップからグリンデルバルド役を引き継いだマッツ・ミケルセン。安定感と凄みのある演技、抑えた色気のある佇まいに、「最初からこの人がグリンデルバルド役で良かったんじゃない?」と言われるほど高く評価されています。
ジョニー・デップの鬼気迫るグリンデルバルドっぷりを鑑みるに、「この役を他の人がやるなんて大丈夫?」と思いましたが、マッツは役の解釈をガラッと変えて、違った「悪の魅力」を出していましたね。
未だ華のあるジュード・ロウのダンブルドアの向こうを張るなら、落ち着いたカリスマ性を感じさせるマッツ・ミケルセンがぴったりかもしれません。比べると、デップはギラギラしすぎていたかも…。
マッツはそれ以前から『ハンニバル』のハンニバル・レクター役や『007』の敵役など、癖のある役どころを演じたらピカイチと評判の高かった俳優さんです。
『ファンタビ3』で注目度が一気にアップし、日本でも、「あのイケオジは誰?」「渋くて素敵!」と推し始める人が急増しました。
悪役は凄みがありますが、普段は「笑顔がかわいい」と、めちゃくちゃ惚れ込んでるファンも多いようです。では今回は、マッツ・ミケルセンの素顔に迫ってみましょう!
「北欧の至宝」の現在の年齢や基本プロフィール
マッツはデンマークのコペンハーゲンで、銀行員の父と看護師の母の間に生まれました。
フルネーム: Mads Dittman Mikkelsen(マッツ・ディットマン・ミケルセン)
誕生日:1965年11月22日(2022年10月現在56歳)
最初は体操、後にダンスに取り組んでいたそうです。デンマークのバレエ・アカデミーに所属し、アメリカで最も古いダンス・カンパニーであるNYの「マーサ・グラハム・ダンス・カンパニー」に半年間所属していたこともありました。
↑花が似合うおじさま…!
兄弟揃って、あの方の敵役を演じていた…!
お兄さんのラース・ミケルセンも俳優で、デンマークやハリウッドで活躍しています。デンマーク版『ハウルの動く城』ではハウルの声を演じました。
イギリスBBC制作のドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』では、シリーズ3でホームズと対峙する黒幕を演じています。シャーロック・ホームズ役といえばベネディクト・カンバーバッチの当たり役。マッツは『ドクター・ストレンジ』でヴィランのカエシリウスを演じているので、兄弟揃ってカンバーバッチの敵役をやっているんですね!
映画デビューは1996年『プッシャー』
ダンスの実力を活かして『シカゴ』や『ウェスト・サイド・ストーリー』などにも出演したマッツですが、その後俳優の勉強を始めます。
初めて映画に出演したのはデンマークの『Pusher(プッシャー)』で、主人公の相棒役でした。
その後『007』やドラマ『ハンニバル』、『ローグ・ワン』などの話題作に次々に出演していきます。2012年公開の『偽りなき者(The hunt)』では、カンヌ映画祭の主演男優賞を受賞しました。
2010年にはデンマークで、2016年にはフランスで、ナイトにあたる称号を授与されています。「北欧の至宝」「デンマークの国宝」と言われるのも納得ですね。
5歳上の嫁とは今もラブラブの愛妻家
マッツの妻は振付師・ダンサー・女優のハンネ・ヤコブセンです。2000年に結婚しました。1987年にダンスの仕事で知り合って以来の付き合いだそうで、結婚前に子供も誕生しています。
つきあっていた頃から考えると、35年ほど一緒にいる計算になりますが、今も連れ立ってレッド・カーペットに登場するなど、円満な夫婦関係を築いているようです。
ハンネは2人の子供、ヴィオラとカールと一緒にマッツの撮影現場を訪れることもあるのだとか。マッツも、「忙しい人の中ではマメに子供に会っている方だと思うよ。もし会えなくなったら、家族会議だね!」と言っています。仲良し家族なんですね!
親日家って本当?
日本のファンには嬉しいことに、マッツは日本が好きな模様です。来日のたびに観光や食事の写真をアップして、楽しんでいる様子が感じられます。
イケオジ一歩手前の若い頃の画像はこちら
渋イケメンのマッツ、若い頃はどんな感じだったのか気になります。Twitterの公式アカウントでいくつか上げてくれていましたので、紹介させてもらいますね!
若い頃からちゃんとイケメンさんでしたが、少し年を取ってからの方が個性が際立ってかっこいい気がします。
次の作品は『インディ・ジョーンズ5』だって!?
見れば見るほど渋くてかわいくてかっこいいマッツ・ミケルセン、次はどんな映画に出るのかしら?と思ったら、なんと!『インディ・ジョーンズ』の最新作にキャスティングされていました!
公開は2023年6月30日予定です。こちらのマッツ情報も、手に入り次第アップしたいと思います!