安室奈美恵ブレイクの陰にこの人あり!
オールタイム・ベスト・アルバムの発売、引退宣言、紅白出場と「安室イヤー」とも言える騒ぎが続いていますね。
安室奈美恵がソロ活動を始めた時、彼女をプロデュースしたのが小室哲哉です。
若い人にはピンとこないかもしれませんが、今考えても天才同士の奇跡の組み合わせだったと思えるこの最強タッグ。
小室哲哉は小室ファミリーと呼ばれた、プロデュースするアーティストが他にもてんこ盛りだったし、
すでにSUPER MONKEY’S(安室奈美恵 with SUPER MONKEY’S)の顔であり、自分の目指すものがしっかり見えていた安室ちゃんにしても、誰がプロデューサーであっても成功したことでしょう。
でも、お互いの力や名声に頼る必要のない2人だったからこそ、あの組み合わせには価値があったと思えるんです…!
TM NETWORKやEPICソニーのアーティスト達が活躍していた世代の私にとって、小室哲哉は青春の1ページを飾る大事な人の1人なんです。
だから押しているというわけではないですが、小室哲哉が安室ちゃんのソロ活動の初期のプロデューサーであることは間違いない事実。
正直、TM後の小室哲哉の、ユニットをガンガン量産して自分の歌を歌わせるスタイルはあまり好きではありませんでした。
やたらと表面だけ華やかに飾っているように見えたものだったんです。
TRFとかglobeとかdosとか乱立して、当時は差がよく分からなかったし、グループ名はともかく個人の芸名もやたらとアルファベットになっているのにも何となく抵抗感がありました。
TKって何だよてっちゃん(←TM時代のあだ名)!?などと思っていたものです。
でも、そんななか華原朋美と対局を成すように突出していたのが、安室奈美恵でした。
まさに現代のヒーロー、安室奈美恵
自分はアムラーになるにはちょっと歳を食っていたこともあり、熱狂的なファンでは決してなかったですが、彼女の特別感は感じていました。
若いのに、「自分の足で立っている感」があったんですよね。
伝わってくる逸話も良かったんです。
SUPER MONKEY’Sで一緒だった子たちが遊んでいる時でも、安室奈美恵だけは裏方に礼儀正しく頭を下げたとか…。
変に出しゃばらないところにも、何とも言えない大物感が漂っていました。
特にファンではないのに、何となく気になってしまう彼女への想いは「リスペクト」の一言に尽きます。
安室奈美恵は、1人の少女が確固たる意思と不断の努力で夢を掴む、その軌跡を、垣間見させてくれました。
歌姫と書いてヒーローと呼びたいような彼女。
(正確にはヒロインですが…)
夢を見るのが難しいこの時代、子供たちにもこの人の足跡を見て、夢は叶うことを学んで欲しいと思える稀有な人です。
アムロXコムロ、1曲限りの最強タッグ復活!
2017年リリースの安室ちゃんのアルバム「Finally」の中に、小室哲哉の作った楽曲が含まれているというニュースには、思わず胸が高鳴りました!
安室ちゃんの「SWEET 19 BLUES」や「CAN YOU CELEBRATE?」になじみがある世代には、同じように感じた人が多いのではないでしょうか。
その曲が「How do you feel now?」。
タイトルの最後に?をつける辺りが小室さんぽいですね。サビから始まる、シャカシャカした感じ(?)の曲も当時を思い出させます。
今の安室ちゃんのファンにとっては「何か違う」かもしれませんが、昔のファンには懐かしくて感涙ものなんです!
ドコモの25周年CMも泣かせますよね…。メイキング動画の安室ちゃんも可愛いです。
CMでは、昔の映像を合成したのかな?と思いましたが、メイキングで今の安室ちゃんが昔の衣装を着て踊ってることにびっくり!
40歳になった今でもこんな格好ができるなんて、アナタ、どこまで若々しいんですか!?
安室奈美恵のラストスパートはまだこれから!
紅白が終わって、一段落ついた感じもある引退フィーバーですが、2018年9月の引退まではまだ間があります。
これからのラストスパートにも注目していきたいです!
今後の予定は公式サイトでチェックしましょう。
でも、発売しているライブのチケットはすごい倍率の高さだったとか。取れた人は本当に良かったですね!
あとは、TVでもケーブルでも、引退前にどこかで小室哲哉と共演してくれないかなあと祈るばかりです。