「ちはやふる」ついに最終回!
末次由紀さん原作のコミック『ちはやふる』が、2022年8月1日発売の講談社「BE・LOVE」9月号でついに最終回を迎えます!最後は80ページを超えるロング版だそう。
連載期間は2007年から2022年まで、15年の長きに渡りました。コミックス最新刊は現在49巻が発売中で、最終刊は50巻になります。
実は当初、49巻で終わる予定で発表もしていたのだとか。しかしストーリーと編集の都合により、50巻に変更になったそうです。
最終巻の発売は冬の予定
単行本50巻は冬に発売になるとのこと。スピンオフ(番外編)も収録されるそうなので、楽しみですね!
現在発売中の最新刊(49巻)はこちら↓。いつもながら表紙のカラーイラストがキレイです。
無料で読めるチャンス到来!
広瀬すずさん主演の映画も話題になった大人気の作品だけに、原作を読んでみたいという人は多いかと思います。
広瀬さんもですが、大江奏ちゃん役の上白石萌音さんも、すごく役にぴったりです…!
なかなか全巻を無料で読める機会は少ないですが、講談社が太っ腹ぶりを示し、今回48巻までを48時間限定で公開することにしたそうです!
【期間】8月1、2日(48時間)
【サイト】「マガポケ」
※「マガポケ」に行くと「少年マガジン」のマンガアプリと表記されていて、あれ?と思いますが、右上の検索窓に「ちはやふる」と入れたらちゃんと出てきました。
それにしても48時間で48冊…。なにかの耐久レースのようです。今週末は覚悟してマンガ漬けになりましょう。
「ちはやふる」あらすじと魅力
今ひとつ内容は知らないんだよね、という人のために、触りだけ解説したいと思います。
テーマは「かるた競技」。連載が始まって人気が出だした頃は、今までの少女漫画にないジャンルが話題になりました。
メインキャラは百人一首に青春をかける、3人の高校生
主人公の綾瀬千早(あやせ・ちはや)は、「無駄に美人なかるたバカ」と称される女の子。天性の耳の良さとスピード、それに情熱で頭角を表す選手になります。特技はかるた競技後の即寝、将来の夢はクイーン(競技の称号)です。
千早と小学生の時に出会い、かるたへの情熱を植え付けたのが綿谷新(わたや・あらた)。名人を祖父に持つサラブレッドながら、苦労人なメガネ男子です。
千早に引っ張られてかるたを始める真島太一(ましま・たいち)は、お金持ちのおぼっちゃんで勉強は学年1位、顔はハンサムという少女漫画に一人はいるスーパー高校生です。でも、ちょっとズルしちゃっては落ち込むなど、中身はそれほどパーフェクトではないようです。
この3人に、個性的な仲間やライバル、師匠などが絡んでストーリーが展開します。
見どころは何と言っても競技シーン。袴を着けて「百人一首」を取るという優雅な競技が、実は激しいスポーツであることを、「ちはやふる」で知った人は多いのではないでしょうか。
全日本かるた協会によるとケガは日常茶飯事で、骨折することもあるんだとか!
読んでいると、「あれ?今『スラムダンク』読んでるんだっけ?」と錯覚することもあります…!
もちろん少女漫画らしく、3人の恋愛模様も絡んできます。単細胞の千早が新のことで騒ぐたびに、太一が傷ついているのが何とも切ないんです…。なんだか、太一のほうが少女漫画の主人公っぽいですね。
今週末はネットで「ちはやふる」漬け!
最終回も早く読みたいけど、まずは48巻まで一気読みしちゃいましょう!
今まで読んだことがない人も、ところどころしか知らない人も、夢中になって読んじゃうこと間違い無しの面白さですよ!