イギリス王室に関するノストラダムスの予言がすごい!チャールズの次の国王はウィリアム皇太子ではなく、意外な人物?

昭和生まれの人なら、大流行した『ノストラダムスの大予言』を覚えているでしょうか。1999年に地球が滅亡するという予言が有名ですね。今となっては大ハズレだったと笑い飛ばせますが、子供だった自分は「本当だったらどうしよう」と恐れおののいたものです。

しかし、彼の予言は当たっているものもあると言われ、また文学的な見地からも、現代に至るまで研究が進められているとのこと。

ノストラダムスって誰?

16世紀フランス生まれの医師・占星術師です。占星術師として執筆した予言集が評判を呼び、当時のフランス王妃カトリーヌ・ド・メディシスなどからも信奉されました。

予言は詩の形式が取られており、アナグラムなども多用していることから難解で、解釈の幅も広いため、現代までさまざまな研究家による訳が書かれています。

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ノストラダムスはエリザベス女王逝去の年を予言していた!?

そんなノストラダムス、近代のイギリス王室に関しての予言もしており、それが奇妙にも当たっているという話が、2022年9月14日の「New York Times」に掲載されました。

参照 New York Times

記事によると、イギリス人研究家、マリオ・レディング(Mario Reading)によって2005年に出版された著書に「ノストラダムスは、君主エリザベス2世が2022年に亡くなると予想していた」と書かれているそうです。

さらに、「チャールズ3世新国王の在位は短い」という予言もあるそう。2005年時点、1948年生まれのチャールズはまだ50代でしたが、母のエリザベス女王は70代ながら健康でピンピンしていたので、彼が戴冠するころにはそれなりの年齢になっている(=在位期間が短い)ということは予想できたでしょう。

ところが、レディングの解釈によるとチャールズ国王は「途中で退位」して、「予想外の人物が次の国王になる」そうです…!?

故ダイアナ妃の呪いか、過去の過ちがチャールズ国王を追い詰める!?

チャールズ国王が「途中で退位」するのは、過去の問題が災いするからとのこと。彼、そして近代イギリス王室の黒歴史と言えば、ダイアナ元皇太子妃に関することしかありません。

イギリスのみならず、世界で絶大な人気を誇った故ダイアナ妃。本人のインタビューでの告白や側近の暴露本などで明らかになっている、夫であるチャールズや王室メンバーたちからの冷たい仕打ち、そしてカミラ・パーカー・ボウルズの存在など、不幸な結婚生活の話は国民の同情と王室への怒りを買いました。

1996年にダイアナ妃が亡くなると、国民の怒りは頂点に達し、チャールズは世紀の嫌われ者となったのです。

しかし、「国民に人気がない」ことは王位継承権には影響せず、現にチャールズは国王になりました。

そんな彼が退位することがあるとすれば、本人が健康上の理由、または何らかの理由で決断する必要があります。

その「何らかの理由」は、どうやらダイアナ妃のことだけではないようで…!?

次の国王はウィリアム王子ではなく、ヘンリー王子!?

ここで気になるのが、チャールズの次の国王は現在の皇太子・ウィリアム王子ではなく、「別の意外な人物」という予言の解釈です。

誰もが次代国王として認める人気者のウィリアム皇太子は、まだ若く健康ですが、万一彼に何かあれば長男のジョージ王子が皇太子になります。直系のジョージ王子は「意外な人物」とは言い難いでしょう。

しかし、考えたくない話ですが、ウィリアム王子と3人の子供たちが一度に事故などで命を落とすことになれば、話は変わってきます。ウィリアム王子一家は一緒の飛行機で旅行することも多く、飛行機事故という万が一の不幸に見舞われる確率もゼロではありません。

そんな不幸な事態が起きた場合、次の王位継承権を持つのは、妻のメーガン妃とともに世間を騒がせているヘンリー王子です。まさに「意外な人物」が浮上してきましたね…!

しかも、「意外な人物」は実はヘンリー王子だけではないのです!

チャールズ国王に隠し子疑惑!

最近タブロイド紙などで取り沙汰されているのが、チャールズ国王とカミラ王妃の隠し子疑惑です。

チャールズ国王はダイアナ妃と結婚する以前からカミラ夫人とつきあっており、本当は彼女と結婚したかったのはよく知られています。

その頃、つまりウィリアム王子より先に、二人の間に密かに子供が誕生していた、そしてその子供が自分だと主張する人物が現れたのです!

その人物はイギリス生まれでオーストラリア在住の、サイモン・ドランテ=デイという56歳の男性です。8ヶ月の時に養子に出されるまでカミラ夫人に養育されていたと主張し、DNA鑑定と王室の遺産を求めてオーストラリアの法廷に訴えでたのだとか。

荒唐無稽な話に聞こえますが、もし本当だとすれば「チャールズ国王の長男=皇太子になるべき」となってしまいます。血統で受け継がれる王位は、彼が継承することになるかもしれません。

これぞヘンリー王子をしのぐ「意外な人物」ですね!

もしそんなことになれば、イギリス国民からのチャールズ国王・カミラ王妃への不信感や怒りは大変なものになるでしょう。いたたまれなくなったチャールズ国王が「国を落ち着かせるため」と言って早く退位する可能性もあります。

ノストラダムスの予言がこんな形で実現するなんてことは…!?

色々な可能性があるノストラダムスの予言ですが、解釈が色々できるだけに、つい深読みもしてしまいますね。

まさか、こんな予言当たらないよ〜、と笑って済ませたいものですが、もし当たったら…!?という気持ちもあるのが事実。

王室の平和のために、この予言は外れてほしいものですね!