『キャプテン・マーベル』をもっと楽しむために知りたいこと
2019年公開のマーベル・スタジオの映画『キャプテン・マーベル』。
1本の映画としてはシンプルですが、『アベンジャーズ』シリーズの伏線としての側面があるだけに、『アベンジャーズ』の歴史や細部を知らない(もしくは忘れている^^;)と疑問に思う部分もあります。
また、知っておくとストーリーがより面白くなる裏話も見つけたので、5項目にまとめてご紹介します。
海外のニュースやファンブログで話題になっている情報を集めたので、日本のネット情報にはないこともあるかもしれません!?
1. 一番人気キャラ!?猫のグースの名前の由来や役者猫
『キャプテン・マーベル』で主役のキャロル・ダンバースやニック・フューリーを差し置いて注目を集めたのが、猫のグース(Goose)。
フューリーがアイパッチを着けている原因であったり、ストーリーのカギになるアイテムを飲み込んだりと大活躍!
このトラ猫ちゃんが可愛いとネットでは大騒ぎ。
こんな動画↓も人気ですが、1時間近くあるので、猫好きさんは没頭しすぎに注意です!
グースがたっぷり観られる動画はこちら!
ストーリーとは関係ありませんが、グースはメス猫です。
映画でグースを演じたのはリジー、リッツォ、ゴンゾー、アーチーの4匹。顔やCGの元になったのは主にリジーだそうです。
リジーは他の映画にも出演したことがある、経験豊かなアクター猫なんですよ!
グースの名前の由来は映画『トップガン』!
グースという名前は、1986年公開の大ヒット映画『トップガン』の中のキャラクターから取られています。
(トップガンと言えば続編が話題です。こちらも良かったら読んでみてください!)
主人公マーベリックの同僚パイロットだったニック・ブラッドショーの愛称グースが元になったそうです。
これはキャロル・ダンバースが80年代の空軍パイロットだった経歴に関連しています。
参照 https://mashable.com/article/captain-marvel-cat-goose.amp/?europe=true
2. 猫が飲み込んだ四次元キューブの正体
可愛いグースちゃんの正体は猫ではありません。
実はタコ…いやいや、エイリアンです!
フラーケンというタコ足のような口を持つエイリアンが彼女の正体。
https://twitter.com/realZeldaLondon/status/1182019720733585408
タコのような口で飲み込んだのが、4次元キューブ(テッセラクト、Tesseract)。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でヴィランのサノスが探していた6個のインフィニティ・ストーンのひとつ、スペース・ストーンを内包しているアイテムです。
Here's the official artwork for @MarvelStudios' THE INFINITY SAGA home media box set! https://t.co/5RIKMKUPUt
(Created by: @Cakes_Comics) pic.twitter.com/ePSuQ9UPJn
— MCU Direct (@MCU_Direct) October 7, 2019
『キャプテン・アメリカ』や『マイティ・ソー』にも登場しています。
『キャプテン・マーベル』では、ローソン博士(マー・ベル)が超光速エンジンを作るためのエネルギー源として使用していたパワフルなストーンのため、クリー人から狙われます。
それを飲み込んで隠したのが猫…いや、フラーケンのグースだったのです。
3. ブリー・ラーソンは猫アレルギーだった
Join us in wishing a very happy 30th birthday to #CaptainMarvel herself, actress @BrieLarson! pic.twitter.com/YNYSb99aGh
— MCU Direct (@MCU_Direct) October 1, 2019
フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンとは仲よさげ(?)な名コンビだったグースですが、キャロル役のブリー・ラーソンとはうまくいきませんでした。
なぜなら、ラーソンは猫アレルギーだったので、実際にはグースと絡めなかったのです。
キャロルとグースが一緒にいるシーンはCGや猫のパペットで乗り切ったとか。
この映画に備えて厳しいトレーニングを積んだというラーソンも、猫には敵わなかったんですね!
参照 https://www.bbc.co.uk/newsround/47428676
4. 初代キャプテン・マーベルは男性だった!キャロルには別名もある
this comic is the junction of everything that is perfect in the world: #CaptainMarvel and the references wow! @brielarson ❤❤ pic.twitter.com/GUx7Ka1wC2
— Jedi (@LuizAvengers1) October 9, 2019
コミックでは当初、キャプテン・マーベルは男性のスーパーヒーローでした。
キャロル・ダンバースはその相手役的な位置づけで登場した女性でしたが、ある事件がきっかけでキャプテン・マーベルの力を受け継ぎます。
1977年にコミック『ミズ・マーベル』の主役として登場し、アベンジャーズやX-MEN達と絡んで活躍し始めました。
バイナリィ(Binary)、ウォーバード(Warbird)という別名もあります。
時代の変遷とフェミニズムの進歩とともにキャロルも進化し、遂にマーベル最強のヒロインになりました。
ちなみにキャロルのフルネームはキャロル・スーザン・ジェーン・ダンバースです。
5.「キャプテン・マーベルは強すぎてずるい」と言われる理由
.@CaptainMarvel soared higher, further, faster than we ever hoped. #CaptainMarvel #PCAs pic.twitter.com/m7m9wavnTI
— E! People's Choice (@peopleschoice) October 9, 2019
地球人とクリー人の完璧な融合体であるキャプテン・マーベル(キャロル・ダンバース)には、下記のような他のヒーローを卓越する能力が備わっています。
- 空を飛べる
- 指先で火をつけることができる
- 光の約6倍のスピードで空を飛べる
- 放射エネルギーで爆発を起こせる
- 常人を超える強靭さ、スタミナ、耐久性を持つ
- セブンス・センス(第七感)がある
- 電力など外部のエネルギーを吸収することができる
- 力とエネルギーを増幅させることができる
- 条件次第では92トンまでの重さに耐えられる
- 毒物等にも耐えられる
さらに、バイナリィと呼ばれていた時代には、「ホワイト・ホール」のエネルギーを操作することにより恒星エネルギーや電磁スペクトル、重力、熱量を操ることができたそうです。
書いていても「何がなんだかわからない」ほどのスーパーパワーですね(^^;)。
そしてさらに「これが限界ではない」という説もあるそうで、全宇宙でこれ以上強いものは存在しないでしょう。
『アベンジャーズ』終盤に登場して、それまでアイアンマンやソー達が苦戦していた敵・サノスを簡単に倒すほどの強さに、「今までの苦労はなんだったの?」と脱力する観客が大勢でました。
それが「強すぎて反則レベル」と言われる所以なのでしょうね。
最強ヒロイン、キャプテン・マーベルを楽しもう!
今回は『キャプテン・マーベル』のトリビアや裏話をご紹介しました。
マーベル最強の彼女も、この映画の中では当初自分の力を100%開放できず、もやもやしています。
しかし、次第に自分を取り戻していく姿に共感する声も多いとか。
今回の記事が、そんな彼女の物語を楽しむ参考になれば幸いです。
もちろん、猫のグースの可愛い姿も楽しんでくださいね!
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