【ネタバレあり】キャプテン・マーベルのあらすじ・解説と辛口感想!ブリー・ラーソンの魅力にも迫る

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キャプテン・マーベルとは?

2019年公開(日本では3月15日公開)の映画『キャプテン・マーベル』は、マーベルのアベンジャーズシリーズ終盤に登場した作品です。

『アイアンマン』『キャプテン・アメリカ』『マイティ・ソー』『インクレディブル・ハルク』『スパイダーマン』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』など、マーベルシリーズのヒット作は主に男性たちが主人公。

しかし『キャプテン・マーベル』はマーベル・スタジオ制作のシリーズ中初の女性主人公であり、監督のアンナ・ボーデン(ライアン・フレックと2人体制)などスタッフにも女性が多いことから、フェミニズムを意識した映画と言われています。

https://twitter.com/brielarson/status/1124073288664276992

予告編の動画はこちら!

ストーリーにはアベンジャーズの他の作品にかかわる伏線が多く散りばめられているため、詳しくない人には分かりにくい部分があるように思います。

名前も本名・コードネーム・偽名など、1人が複数持っていたりしますしね…。

そこで、これから『キャプテン・マーベル』を観る人、観たけど謎な部分があってモヤモヤしている人のために、あらすじに沿って解説してみます。

ちょっと辛口な感想もありますが、お付き合いいただけると嬉しいです。

※※※あらすじ解説中にネタバレになる部分もありますので、ご注意ください※※※

アベンジャーズの物語をコンプリートさせる最強ヒロイン

主人公のキャプテン・マーベルは、物語の最初と最後にかかわり、複雑に絡み合ったマーベル・ユニバースの世界を完結させる役割を担っています。

ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)がS.H.I.E.L.D.の長官になるきっかけとなった事件で出会い、また『インフィニティ・ウォー』のラストで連絡しようとしていたのもキャプテン・マーベルです。

地球人なのに何故か他の星にいるなど、他のアベンジャーズとはいっぷう変わっている彼女。

この映画では、彼女の自己を発見する過程も表現されています。

【あらすじ解説】ネタバレ少々&辛口感想つき

物語の始まりは、どことも知れない宇宙の彼方。

ヴァース(ブリー・ラーソン)とヨン・ロッグ(ジュード・ロウ)がトレーニングをしています。

地球人とそっくりなので分かりにくいですが、ヨン・ロッグ(とその仲間たち)はクリー人というエイリアンです。

ヴァースが地球人なのは劇中のフラッシュバックですぐに推察されますが、彼女には地球人としての記憶がほとんどありません。

クリー人はスクラル人という、緑の顔をして体を他の生物に似せて変化させられるという特性を持ったエイリアンと敵対しています。

クリー人として生活するヴァースは、ヨン・ロッグ率いるチームとともに攻撃に向かいます。

スクラル人のボス、タロスに捕まったヴァースですが、自身の持つスーパーパワーを駆使して脱出に成功。

そこで落下したのが地球。もちろん、都合良くアメリカです(ハリウッド映画のエイリアンはアメリカに来る、日本のゴジラは東京を攻撃する系のお約束ですね(^m^ )。

ただ、ここでチェックしたいのは舞台設定が1995年であること。

ヴァースが落ちるのはレンタルビデオ屋のブロックバスターですし、公衆電話もたくさんあります。

そして、フューリー達エージェントが連絡に使用しているのは、懐かしのポケベル(ページャー)!まだ携帯電話じゃないんですね。

地球人としてのアイデンティティを取り戻すヴァース=キャロル

 

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ヴァースは地球上で一人でタロス達を追跡する間に、若きフューリーと知り合い、行動を共にすることになります。

タロスが探った自分の過去の記憶に関係する謎の人物、ウェンディ・ローソン博士(アネット・ベニング)の情報を求め、元の同僚と思われるマリア・ランボーを訪ねます。

マリアとその娘のモニカによって、キャロル・ダンバースという自分の本名や、地球人としての思い出を取り戻したヴァース。

ヴァースという名前は、Carol Danversの最後の3文字versから取られたものでした。

キャロルとして、ローソン博士とのラスト・フライト、自分がスーパーパワーを持つに至った過程を思い出しました。

クリー人とスクラル人の真の関係も理解し、タロス達スクラル人を助けること決めたキャロルは、フューリーやマリア、さらにローソン博士の残した猫グースと共に宇宙へ。

ローソン博士が生前に隠していた宇宙船を発見したキャロル達。タロスは生き別れていた家族と念願の再会を果たします。

さらに、パワーの源でクリー人達も狙っている「四次元キューブ」を手に入れたものの、侵入してきたヨン・ロッグ達にフューリー達が捕らえられてしまいます。

その際、クリー人にスキャナーによる身体検査をされたフューリー達ですが、自分より猫のグースが「危険」とされ、口輪をされたことに不満げです。

実はこの猫、ただの可愛いにゃんこではありません。

フラーケンという触手(?)をたくさん持つエイリアン(『メン・イン・ブラック』に出てきそうです)で、体内はドラえもんの4次元ポケットのように無限に物が入るらしいのです。

ここでも4次元キューブをペロリと飲み込んでシラっとしています…(^^;)。

https://twitter.com/AVG_JP/status/1131394317438705665

真のパワーを開放したキャロルは?

ヨン・ロックと対峙したキャロルは、自分をコントロールしてきたスプリーム・インテリジェンス(見た目はマー・ベル=ローソン博士)と対決します。

この時バックに流れる音楽はニルヴァーナの’Come as you are’。キャロルの「自分自身のままでいたい」という気持ちが反映された選曲でしょう。

キャロルは自分の力を解放する道を選択し、クリーの支配下を脱します。そしてフューリー達とともに地球に帰り、ヨン・ロッグの撃退にも成功。

その後はタロス達が故郷を見つけるのを手伝うことにして、地球を去ります。

その際フューリーに手渡したのが、銀河系レベルでシグナルを送れるよう改良したポケベル。これが後々『アベンジャーズ』シリーズに大きく関わってきます。

このポケベルが実際に使われたのが、『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』のラスト。

その続きが『キャプテン・マーベル』のエンド・クレジット後のボーナスシーンに登場するので、お見逃しなく!

(マーベルはエンド・クレジットの後に他の映画や続編につながる大事なシーンを入れてくるのがお決まりです)

ちょっと辛口感想!

キャプテン・マーベルは原作のコミックでは長い変遷があるキャラクター。

しかし、アベンジャーズ映画では最後にちょろっと出てきて、美味しいところをさらっていった感じがあります。

『アベンジャーズ』シリーズでは、他のアベンジャーズを苦しめた最強のヴィラン、サノスを軽くのしてしまうんです。

アベンジャーズのファンとしては「彼らの今までの苦戦はなんだったの?」と呆気にとられてしまいます…。

他にも、ちょっと女優さんのチョイスがミスマッチな気がしてなりません。良い女優さんなんですが…。

アベンジャーズには似合わない?主演のブリー・ラーソンは演技派女優

キャプテン・マーベル/キャロル・ダンバースを演じるのはブリー・ラーソン。プロフィールは下記の通りです。

1989年10月1日 カリフォルニア州サクラメント生まれ

本名 Brianne Sidonie Desaulniers(ブリアン・シドニー・デソニエールズ)

身長 174cm

出典 https://www.imdb.com/name/nm0488953/bio

ブリー・ラーソンの俳優としての名声を確立した『ルーム』は、生まれたときから密室に閉じ込められている男の子とその母親の物語。前半はキャラクターが2人しか出てこないという、演者の力量が問われる作品でした。

母親を演じたブリー・ラーソンと少年役のジェイコブ・トレンブレイはそろって高い評価を受け、ラーソンはこの役でアカデミー主演女優賞を獲得。一気にトップ女優の座にのぼり詰めました。

この演技派女優にして、平凡な雰囲気のキャラクター…?

そんな演技派のラーソンがマーベルのヒーローのなかでも最後に登場する大物に抜てきされたのは当然かもしれません。

しかし、個人的な感想ですが、ラーソンが演じるキャプテン・マーベルは、最強ヒロインというにはちょっと親しみやす過ぎたように思います。

キレイに毛先をカールしたヘアスタイルといい、心持ち下ぶくれな温和な顔つきといい、ラーソンは「隣のキレイなお姉さん」的な印象です。

比べて、アベンジャーズのヒロイン代表のブラック・ウィドウ役のスカーレット・ヨハンソンは、アンニュイな雰囲気とシャープな顔立ちが特徴。『ルーシー』や『ゴースト・イン・ザ・シェル』などのSF映画にも多く起用されているのも納得の、現実離れした美しさがあります。

また、スカーレット・ウィッチ役のエリザベス・オルセンは「アニメ顔」とでも言えそうな、はっきりした顔立ちの女性。コミックが原作のアベンジャーズにマッチした雰囲気です。

そのなかでラーソンは普通っぽさが際立っています。服さえ変えれば、そのままオフィスに座っていてもおかしくありません。

「普通っぽい女性が実は最強」というギャップが狙いなのかもしれませんが、ふわっとカールされた髪も気になって違和感が拭えません…。

キャロルの地球とのつながりが、親友とその娘だけって…

さらに、キャロルが地球に戻ってきたとき、つながりのあった人はマリアとモニカしか出てきません。

非常に仲が良かったという設定ですが、そうは言っても親友とその娘というのはやや絆として弱め。

キャロル自身の家族とか恋人(居れば)とかは探さなくていいの?という違和感を感じました。

娘のモニカは、原作では成長してスーパーヒロインになる運命なので、映画でもちょっと意味ありげに描かれています。原作ファンなら面白いのかもしれませんが、そうでなければ分かりにくいポイントですね。

【結論】『キャプテン・マーベル』は面白いけど、ちょっと狙いすぎ感あり!?

 

 

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今回は『キャプテン・マーベル』のあらすじや主演女優について解説しました。

アベンジャーズ映画のファンとしては、ちょっと違和感を感じる点も。

ストーリー的にはいろいろ狙ったために要素を詰め込みすぎて、やや消化不良な印象を受けました。

ヒロインの「自分探し」や「自己の解放」といったフェミニズム路線に加え、『アベンジャーズ』の伏線を詰め込むために、エンターテインメントに徹しきれていない感じが残念。

しかし、アベンジャーズの世界をコンプリートするなら外せない1本であることも間違いありません。

ブリー・ラーソンの新たな魅力が発見できることも確か。『ルーム』の後に観ると新鮮です。

また、グースの可愛さがたまらないと、猫好きの間で話題になっているという噂も!

アベンジャーズファンだけでなく、猫好きさんも必見の映画です(笑)!

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