引退宣言のダニエル・デイ=ルイス、映画出演はレオナルド・ディカプリオのおかげだった!?

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俳優のダニエル・デイ=ルイスが引退を発表して話題になっています。名優と言われるオスカー俳優なのに、プライベートを大事にする性格のためあまりインタビューにも応じず、奇人と呼ばれることも…。

しかしスピルバーグ監督やレオナルド・ディカプリオから絶大な支持を得るなど、業界内でも評価が高いのは事実。特にディカプリオとは、知られざる強い絆があったとか…。何とも興味深い俳優、ダニエル・デイ=ルイスについて調べてみました。

ダニエル・デイ=ルイスってどんな人?出演映画は?

フルネームはダニエル・マイケル・ブレイク・デイ=ルイス。2014年、イギリスでエリザベス女王からナイトの称号を与えられた(直接授与したのはウィリアム王子)ため、正式にはサー(Sir)のタイトルがつきます。

1957年、イギリス生まれ。父親はアイルランドの詩人セシル・デイ=ルイスで、アイルランドの市民権も取得し、現在はアイルランドのウィックローという地方に住んでいます(※昔、現地の知り合いがパブで見かけたそうですが、彼女はファンではないので「ただの顔のでかいおっさんだった」と言っていました…)。

ロンドンで育った子供時代はかなりやんちゃで悪さもしたそうで、持て余した親によって全寮制の学校に放り込まれます。そこで、将来の仕事となる演技木工に出会ったそうです。

演劇・映画の道へ

14歳の時、「日曜日は別れの時」でクレジットなしの端役を演じたのが映画デビュー。2ポンドの出演料で高級車を壊す役を演じ、デイ=ルイス本人曰く「天国だった」とのこと。

すぐに演劇で頭角を現しはじめたにも関わらず、木工が好きだった彼は家具職人の弟子になりたいと申し込みます。生憎(?)経験の無さから断られ、結局演劇学校へ進むことに。ここで断られていなかったら、名優ダニエル・デイ=ルイスは誕生していなかったかもしれませんね。

その後、シェイクスピア劇やTV出演を経て映画の世界へ。

「マイ・ビューティフル・ランドレット」や「眺めのいい部屋」でたちまち高評価を勝ち取り、「マイ・レフト・フット」ではアイルランドの小児麻痺の男性という難しい役をこなして最初のアカデミー主演男優賞を受賞します。

その後、同じアイリッシュ役の「父の祈りを」でもアカデミー賞にノミネートされます。その際は受賞を逃しましたが、「ギャング・オブ・ニューヨーク」「リンカーン」で合計3度になるアカデミー主演男優賞を受賞。

他にも「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」など数々の名作映画に出演していますが、個人的には、チェコの作家ミラン・クンデラ原作の「存在の耐えられない軽さ」のトマーシュ役が忘れられません。若き日の透明感溢れるジュリエット・ビノシュと対になって、なんとも言えない雰囲気を出していました。

出演映画のうち2本は、レオナルド・ディカプリオの説得で実現した!?

メソッド・アクターと呼ばれる、役に入りこむタイプの俳優であるダニエル・デイ=ルイス。気に入った映画以外は出ないことでも有名です。「ロード・オブ・ザ・リング」の監督ピーター・ジャクソンは、アラゴルン役を彼に何度か打診したそうですが、遂にOKをもらえませんでした。

他の監督も、デイ=ルイスを口説き落とすのに手を焼いていたそう。そこで活躍したのが、彼を尊敬していたレオナルド・ディカプリオだったとか。しかも2度も!その時の逸話が新聞記事になっていたので、解説しますね。

「ギャング・オブ・ニューヨーク」の時は…

1度目は「ギャング・オブ・ニューヨーク」の時。マーティン・スコセッシ監督に頼まれて、ディカプリオがニューヨークのデイ=ルイスの家を訪ねたそうです。

ディカプリオによれば、「…ちょっと歩く?」とデイ=ルイスに言われ、2人で黙々とセントラルパークを散歩した後、ベンチに座って「一緒に映画に出てくれ」と誘ったとのこと。でもその時はまだOKをもらえなかったそうなのです。気を取り直して、援軍に友人のトビー・マグワイアを呼んだディナーの席で説得し、やっと「イエス」が出て、無事に共演が決まりました。

しかし、ディカプリオが撮影の2日前に「おはようダニエル!」と声をかけたら、もう返事をしてもらえなかったとか。さすがはメソッド・アクター、彼はもう、すっかり役に入り込んでいたのです。「それから9ヶ月の間、ダニエルと話をできなかったよ」とディカプリオが語っていました。

元の記事 http://www.express.co.uk/celebrity-news/461393/Leonardo-DiCaprio-had-to-convince-Daniel-Day-Lewis-to-make-Gangs-of-New-York

「リンカーン」の時も!

2012年の「リンカーン」の時も、ディカプリオが説得に当たりました。いや、ディカプリオって「リンカーン」に出てなかったよね?と思った方は正解です。役をオファーして断られて困っていたスピルバーグ監督のために、ディカプリオが勝手に説得したそうなんですね。スピルバーグによると、

「レオがうちにディナーに来た時、「リンカーンの計画はどうなってるの?』と聞くので、『ダニエルに役をオファーしたけど断られちゃったんだ』と言ったんだ。レオはその時何も言わなかったけど、翌朝彼から電話で『ダニエルの携帯番号を教えるよ。あなたからの電話を待ってるよ』と…。どうやって説得したのかわからないけど、レオのおかげでこの素晴らしい旅(リンカーンの撮影)が始まったんだ!」

元の記事;https://www.theguardian.com/film/filmblog/2012/nov/27/leonardo-dicaprio-lincoln-daniel-day-lewis

共演して気心の知れた仲であったとはいえ、変わり者のデイ=ルイスを口説き落としたレオ様の説得能力にはすごいものがありそうです。

ダニエル・デイ=ルイスの今後は?

彼が引退を発表したのは、最後の作品となる’Phantom thread’(原題)の撮影を終えてから。今後はファッション界への進出を考えているようですが、過去にはイタリアのフィレンツェで靴職人の修行もしていたので、靴関係のデザインや制作などするのでしょうか…?アイルランドの山奥で、コツコツ木工をしていそうな気もしますね。

世紀の名優の引退は惜しまれますが、このまま我が道を貫いて欲しい気もするデイ=ルイス。ディカプリオが彼のデザインしたアイテムを着用して出てくると面白いかも知れません!?

 

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